安心な食事と愛情お弁当、お弁当から始まる家族円満
初めは朝早く起きて準備など大変でしたが、今ではゆっくり起きてもすぐ作れるようになりました。お弁当が小さいので すぐに作れます。また、作りおきしたものを冷凍しておくと便利です!
最初は、子どもの食べる量がよくわからず試行錯誤でしたが、最近は量もわかり、10分くらいで作れます。
自分で作るので 子どもが何を食べているかがわかり安心です。
お弁当を作り始めてから家族で朝食をしっかり取るようになりました。朝食をしっかり、ゆっくり取れるようになってから朝の時間が充実して、その日の1日も過ごしやすくなったように思います。
夜、お弁当箱を洗う時、全部食べていてくれると、思わず笑顔になります。
登園が作る親子のコミュニケーション
登園が始まる前は、送り迎えも朝の大仕事のひとつと思っていましたが、実際始まってみると思っていた程大変なものではありませんでした。
自転車の場合、車と違っていろいろな景色をゆっくり楽しみながら登園できるので、季節を楽しみながら親子のコミュニケーションがとれるとても良い時間になりました。
また、入園前は何かと私たち親が運動する機会もなかなか取れなかったので、自転車での登園が、程よく運動する良い機会になり体調も整いやすくなった様に思います。
勿論、車でも送り迎えが十分出来る環境なので、乳幼児がいる方や妊婦さんも安心して登園できるかと思います。我が家では、朝は夫が送っていきます。子どもと手をつなぎ、いろいろな話をしながらの登園は、父と子のとても貴重な時間になっているようです。
お迎えは私が行きます。幼稚園に行くと、先生だけでなく、他のお母様たちともお話できるので、私にとってリフレッシュタイムになっています。駿府公園のお堀や、緑・・・これらの景色を子どもと毎朝見るのは最高です。四季で変わる木の葉の色や花・・・通園する時の短い時間に、子どもと「きれいだねー」と話せること、これも全て聖母幼稚園の教育環境だと思います。
言葉遣いから学ぶ園生活
幼稚園の生活に慣れ始めて最初に気が付いた事は、娘が笑顔で敬語を使い始めたことでした。
3歳まで家で過ごしてきて、家族や子ども同士の中で、何とか言葉でのコミュニケーションが取れはじめた頃が入園時でした。聖母幼稚園の先生方は、どの先生も言葉遣いがとても丁寧です。1日の大半を幼稚園で過ごす園児にとっても、園生活で学ぶ言葉遣いは言葉の認識をし始める子どもにとって大変大切なものだと感じました。
家では家族の言葉、お友達とはお友達との言葉、幼稚園では園社会・目上の方との言葉、この3点を聖母幼稚園から教えて頂いていると私は実感しております。
キリスト教を通しての教育
お弁当参観を拝見したところ、お食事前にキリスト教のお祈りの姿が見られました。
子どもたちは食べたい気持ちを抑えながら、子どもには長い時間であろうお祈りの時間を全うしていました。
園児達はお弁当前まではどの子も元気に外で遊んできた子たちばかりです。手を洗ってお食事の準備をしてお祈り・・・。1つ1つの動作が丁寧な上、活動と活動の間にお祈りをしてくださることで 子どもたちの活発な精神から静寂な精神へと落ち着かせてから次の行動へと移る。
まだ精神コントロールが難しい幼児にとっては、1日の暮らし方を心の中から学べるとてもいい教育方針だと思いました。毎日のお祈りや、月1回、教会で神父様のお話を聞く時間などを通して、子どもたちが時と場所を考えて行動したり、人の話をきちんと聞けるようになっていくのだと思います。
入園当初は、自分の教室にいることもできなかった息子が、先生方の丁寧なご指導のおかげで、徐々に幼稚園でのルールを学び、12月の誕生会の時には、ステージの上で順番を待って自分の名前を言い、お友達の話も座って静かに聞くことができました。家でも、何か困ったことがあったり、嬉しいことがあると、その時々に、手を合わせてお祈りしています。
小さい時から、人の力を超える大きな愛の力を自然に感じて身につけています。自分を守り、支えてくださる存在を知るというのは、これから生きていく上で、心の支えになると思います。
預かり保育「テレジア組」
入園前は、子どもを一時預かりに入れながらパートの仕事をしていたので、保育園に入れることも考えていました。働く時間量を考えると幼稚園でも可能である事が分かったので、2月中旬頃こちらの幼稚園に入園することを決めました。
入園後、実際パートの仕事も続けておりますので、よくテレジアさんを利用させて頂いています。聖母幼稚園の預かり保育は18時まで見ていただけるので、お仕事や急な用事のあるお母様にとって気持ちにゆとりが持てます。
テレジアさんでは、担当の先生方と工作遊びや外でのお遊びをしているようです。洋服も制服から私服に着替えるので、子どもたちも幼稚園での区切りが付いていいようです。
また、年少さんから年長さんにかけての合同保育なので、縦社会を自然と学べる良い環境だと思いました。なにより、お世辞でなく聖母幼稚園の年中・年長さんは本当に優しいので、兄弟のいない子や私の娘には、安心して預けられる環境だと思いました。
共感する心
「心の優しさを大事にする幼稚園」だと思います。
例えば、何かが出来る(楽器を弾く、体操ができる、字がかけるなど)ということは、とても素晴らしいことです。その「出来る」ということだけでなく、できた喜びを皆で感じ合うとか、うまく出来ない子がいても、そのお友達の気持ちを考えてみるとか、いわゆる技術だけでなく、人の気持ちを感じて大切にする、そこから生まれる「助け合う心」を子どもたちに教育してくださっていると思います。戦争や災害で苦しんでいる人たちのことを、新聞記事などを使って先生方が話してくださることがあると聞きました。
子どもには、他人の気持ちに共感できる子に育ってほしいと思っています。難しい話はまだ全部理解できないかもしれないけれど、友だちとの関係だけでなく、もっと広い視野をもって教育していただけることに魅力を感じます。