今年度も愛情深く、温かく、丁寧に向き合い、それぞれの子どもの気づき、ひらめき、喜び、悔しさ、寂しさ等を受け止め、共感しながら進みます。実践される保育活動へのご理解とご協力をどうぞ宜しくお願い致します。ホームページ等で活動の様子もお伝え致します。
新学期が始まりましたが、園児たちは雨の日が続いて外に出られないので室内で過ごしています。自分の好きな遊びや学年の活動をしています。朝はちょっぴり泣いた子もままごとやトンカチおもちゃ等で活発に遊んでいます。
私は、今はもも組の手伝いをしています。年少は園生活が始まったばかりなのに色々な事に気付いています。
子どものお名前は必ず順序よく呼ぶようにしています。二日目にはそのことに気が付いて「次はあなたが呼ばれるわよ」とちょっと気取って周りの子に教えている姿もありました。待っていれば必ず呼ばれるという体験は安心感を育て落ち着きにつながります。
お気に入りのぬいぐるみと一緒に登園する子もいます。近くに置いて体操などをしています。「メェメェちゃん見てる?」と聞いては自分を励まして頑張っている様子で愛しく思いました。でも、三日目には「メェメェちゃんおはよう」と声を掛けた先生に「メェメェちゃんは喋れないのよ」と威張っていました。
今までお兄ちゃんの登園に毎日一緒に来ていたM君ですが、自分の番になったら寂しくなるのでしょうか二日ほど涙がこぼれました。手をつないでいるのですが前からの顔見知りなので、こちらも手を抜いてしまいがちで、思い出しては「どこにいるのかな」と探すと、一番前で体操したり、紙芝居を見たりしています。三日目は涙も止まりました。もうすぐ私に「これ、小僧!!」と言われる元気者になりそうです。
私も、今日はどんな出来事があるのかな、どんな励ましができるのかなと考え、楽しみながら過ごしたいです。そして、駿府城公園の季節の移り変わりを見つけ、子どもたちに伝えていきます。