入園式・・・今年はあいにくの雨となりましたが、ピカピカの制服に身を包み、うれしい笑顔が会場いっぱいにあふれました。初登園は、涙の洪水・・・「ママがいい~!」わかるわかる、ママがいちばん。精一杯自分の気持ちを表している子どもたちを前に、先生たちは大忙しです。その隣りの部屋では・・・初めての「進級」に戸惑う年中さん。「どうして○○先生なの?」頭の中は、???の連続。張り切っているのは年長さん。年少さんの手をやさしく引いて、靴を脱がせてあげる姿は、小さなお父さんやお母さん。
園長からのメッセージ
新しい環境に身をおくことは、大人でも勇気がいります。幼稚園ってどんなところ?とわかっていくのに、そう時間はかかりませんが、子どもが安心できる空間を作っていってあげたいものです。それは、具体的な場所であると同時に、心の中に「大丈夫」という感覚をもたせてあげること。そのためには、大人が「信じていく」ことです。これから出会っていく人を信じる、出会う出来事を、人の思いを、可能性を、未来を信じていくこと・・・何か不安や不信に陥りそうな時には、そんなマイナスの力に目を向けずに、とことん信じていくと、必ずそこには嬉しいことが起こります。
子どもたちは手を合わせて、「そうなりますように」と思いを込めて祈ります。これが、「信じること」の第一歩なのだと子どもたちから教わりました。