エネルギーいっぱいの年長組の子ども達と過ごした昨年度は、子ども同士の関わりの中に心を打つ出来事や気付き、発見、工夫、友だちとの折り合い、そして他者への思いやりや配慮など幼稚園の先生になって、よかったと思える出来事の中で、共に分かち合って過ごしてきたので、卒園式の後寂しくなり、ちょっと気が抜けていました。入園式の日、あいにくの雨の日でしたが、ホールに並んだ新入園児の子ども達の姿を見て、思わず『可愛い』と言ってしまいました。今年も生命の春が訪れました。入園式から一週間。皆、頑張っています。桜の開花が新学期にずれたおかげで、お隣の駿府城公園にお花見にも出掛けられました。四季折々に美しい場所に園がある幸せを満喫して、今年も過ごします。子ども達と共に、私も日々感性豊かに進みたいと思います。それぞれの子の輝く生命に思いを込めて、向き合う日々を重ねて参ります。子ども達も、保護者の方も、先生も皆が輝く幼稚園を目指しましょう。
園長 下村紀美子