エンジェルライフ ~園長日記~
エンジェルライフ
2010年6月

いのちのプレゼント

登園時、男の子が大切そうに指にとまらせているのは、アゲハチョウの幼虫。紙コップの中に大事に持ってきたのはダンゴムシ。キャベツをたくさん持ってきた女の子は、「鳥さんにあげるの!」・・・小さな「いのち」を見つめ、いとおしむ気持ちは皆同じです。そんな幼稚園だからこそ、ダンゴムシの赤ちゃんに出会えたりするのです。「いのち」は特別な宝物。そのことを自然の中から感じ取っています。

園長からのメッセージ

幼稚園で6月に歌う「たまもの」という歌の歌詞は、こんな内容です。

♪きれいなものを見るために 澄んだおめめを神様が わたくしたちに くださった
きれいな歌を歌うため 小さなくちびる くださった
みんなの手伝いするために 強い両手を くださった
良いお話を聞くために ふたつのお耳を くださった

私たちは丈夫な体を与えられています。その体は宝物のように大事で、良いことのために使うようにと歌われています。「良いこと」とは、他の人が笑顔になれるようなことです。友だちが悲しむことを言ったり、痛がることをしないで、喜ぶことを言ったり、してあげたり、良く聞いてあげたりできたら、お互いに気持ちの良い関係ができていくでしょう。幼稚園時代に人間関係の構築のしかたを身につけることは、とても大切です。
では、どうしたら友だちが笑顔になれるでしょうか?それは、「自分がしてもらいたいことを他の人にしてあげること」です。

エンジェルライフ

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