エンジェルライフ ~園長日記~
エンジェルライフ
2010年3月

ありがとう

一年の締めくくりの季節です。お母様方が卒園式に使うホールの窓拭きをしてくださり、またホールを飾る紙のお花作りにも協力してくださいます。ぴかぴかになったホールで、年長組の子どもたちは、歌のプレゼント。心をこめて一生懸命歌う我が子の姿に、思わず涙がポロリ・・・
年中さんと年少さんは、お道具を持って、4月からはいる新しいお部屋にお引越しをします。ちょっぴり不安だけれど、やっぱりうれしい気持ちのほうが大きいようです。

園長からのメッセージ

年度末を迎えると、子どもたちの成長がいちばんの贈り物だと改めて思います。今日に至るまでの日々は決して良いことばかりではなかったと思います。子どもも大人も、気持ちが前に進む時と、すっきりしなくて足踏みをしているような時期もあるはずです。ひとつひとつの出来事は、嬉しかったり、戸惑ったり、くやしかったり・・・いろいろな状況や気持ちが交差していることでしょう。でも後になって振り返った時、それらのすべてが自分を成長させてくれたのだと気付きます。
川の流れはよく見ると、速いところ、ゆるやかなところ、大きな石にぶつかって水しぶきをあげているところ、また渦をまいていたり、障害物をよけて遠回りをして流れているところ・・・いろいろな流れ方をしています。決してスムーズとはいえませんし、逆流しているかのように見えることさえあります。でも、土手の上から眺めてみると確かに川は大きな流れとなって、ひとつの方向に流れていきます。子どもも、このように確かに成長しているのです。これからも、広い気持ちで子どもたちを見守っていきたいと思います。

エンジェルライフ

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