夏休み、いつもと違う生活ペースで様々な体験をする子どもたち。おじいちゃん、おばあちゃんのお家に一人でお泊まり。海、山・・・と思い切り自然に親しみ、時間を忘れるほどゆっくり過ごした日々。幼稚園から預かった生き物のお世話やコツコツつけた日記。ピアノやスイミングの練習に費やした日々・・・。2学期に会った子どもたちは、身長も伸び、日焼けしてたくましくなっていました。
園長からのメッセージ
いつもより時間の余裕があった夏休み、ゆっくりテレビを見ていました。毎晩、世界陸上で盛り上がり、世界中の選手が力を出し切っていました。その中で印象的だったのは、ハンマー投げの室伏選手です。見事金メダルを取った笑顔のインタビューの中で、「つらい時期もあったと思いますが、どのように乗り越えましたか?」という質問に、「つらいトレーニングや体の調整も、それをやった後は、自分がまた大きくなれる、だからつらいことをやっている時も楽しいんです。」と本当に楽しそうに答えていました。その笑顔は爽やかで輝いていました。人生つらいことがあってあたりまえ、気楽で楽しいばかりの人生はありません。室伏選手のように、様々な経験を「楽しい」と思える(もし、それが難しかったら、「良かった」と思える)心持ちでいられたら、毎日が心軽やかに過ごせるのではないでしょうか。行事の多い2学期、子どもたちと「良かったね」と思える時をたくさん過ごしていきたいと思います。