今年のクリスマス会も、大勢のお客様の温かい見守りの中で終える事が出来ました。舞台の上で自分の気持ちで振る舞っていて、居るだけで可愛い満三歳児、年少。自分の役目も理解出来、見守られている事もわかって演じている年中。子どもたちの育ちを嬉しく思い、すっかり私もお客様になってしまいましたが、風邪などでやむなく欠席になった子や衣装に着替えてから体調が悪くなる子も出たり、舞台裏は大変だったのですが、連携良く何とか乗り切れたそうです。

クリスマス会当日が本番ですが、ご降誕劇に取り組む年長は、役決めの前から希望の役を選んだり、自分の希望を叶えるためにすぐ諦めたりせず、強い心で向き合う事、その上全員でやる劇ですから譲り合いや思いやりなども求められ、多くの心の経験をする事になりました。先生方は、自分の役を大切にして誇りを持って堂々と演じられる様に関わって練習を進めてきました。そして、今年のご降誕劇もとても深みと落ち着きのある劇になり、ご家族の方はもちろん多くの皆様に感動して頂けました。劇も上手に出来ましたが、練習の毎日が育てた力も沢山感じられ、年長児を頼もしく思いながら、心から「よく頑張ったね」の心を込めて大勢のお客様と共に、大きな拍手をしました。さぞ、お母様方も胸を熱くされた事でしょう。

これからも、この日々の頑張りを活かして自分の考え、気付きを大切に友だちの思いもしっかり受け止め、力強く大きくなって欲しいと願っています。三学期もどの子も自分を大切に自信を持って色々な事に取り組んで自分を育てる日々になる様進んで参ります。ご理解ご協力をどうぞよろしくお願い致します。