絵画展も大勢の皆様に見て頂き感謝です。私も何度も絵を見てまわり、いっぱいに楽しみました。
年少さんは画面いっぱいにタンポや手を使って顔を描きました。鼻も口も目もそれぞれ個性的で、白い歯を意識して大きな口にしている子も多かったり、目をしっかり描くなど年少さんも自分の考えを持って取り組んでいる事に気づきました。伸び伸びした楽しい絵でした。
年中さんの卵の中から出てくるイメージがおもしろいです。卵はテープできれいな模様で飾られて、その先に描かれているクレヨン画がとても力強く、こんなに力を入れて描ける様になったのだと感心しました。見ているだけで元気がもらえる運動会の体の絵もとてもよかったです。走っている子、玉入れの子、ダンスの子、躍動感あふれる姿から運動会の日を思い出しました。
年長さんの点描画の共同作品に窓から差し込む光を受けると本当にきれいでした。年長全員で描いたおしゃれな絵になりました。それぞれ好きな物語を選んでのお話の絵はどの子もその子らしくしっかり描けていて、色も美しかったですね。見ていて本当に楽しかったです。○○くんがこんな可愛い絵を描いたのだと日頃の姿とは違う意外な絵も多く、益々楽しい発見でした。私のお気に入りの忍者修業の巻物も、段ボール太鼓の正面のお名前も再び見られ嬉しかったです。金曜日片づけられたら寂しくなりました。次の楽しみは何になるのでしょう。
展示中に子ども達も見学しました。それぞれが友だちの絵のおもしろいところ、描き方の違い、気付きの違いを見つけあって「ここがおもしろいね」とか「ここが上手だね」「かっこいいね」「色がきれい」と楽しそうに話し合っている姿を見て、感性の成長と他者への関心や受け入れる気付きも見られ、嬉しかったです。色についても、描きたい事や描き方についてもそれぞれの子の思いに丁寧に向き合った先生方に、仕事とは言え「頑張ってくれました、良い絵画展でした」の思いでいっぱいです。伸び伸びと楽しい、個性的な絵を描いてくれた子ども達にもいっぱいありがとうです。元気をもらいました。
ご多用の中、見学にいらして下さったお客様「癒されました」「楽しく見ました」等の率直な感想をたくさん頂きました。実り豊かな絵画展は聖母幼稚園の芸術の秋となりました。幸せな三日間でした。心からの感謝と喜びです。