エンジェルライフ ~園長日記~
エンジェルライフ
2010年2月

オニさんありがとう

「泣いている子はいないかぁ!」「おこりんぼはいないかぁ!」「いじわるな子はいないかぁ!」・・・赤・青・緑・黒の4人のオニが現れました。大きな太い声で、ちょっと怖そうでしたが、みんなで「それーっ!」と豆を投げてやっつけました。
「もう悪いことはしないから、みんなと一緒に遊びたいよー」オニたちは心を入れ替えて、子どもたちと元気に外で体操をします。優しくなったオニさんたちに、おっかなびっくり触ってみたり、握手をしたり、抱っこやおんぶをしてもらったり、追いかけっこをして、いつの間にか仲良くなって、楽しいひと時を過ごしました。

園長からのメッセージ

自分の中にイヤだなと思うところがあったら、それを直したいと思うのは、大人も子どもも同じです。年中行事である豆まきも、自分の心の中に潜むイヤなところを追い払おう、という気持ちで張り切って豆をまいていきます。オニさんが優しくなると、何となく近寄りたくなるということは、人の心の状態を表しているのだと思います。心の中を整理して常に新しい気持ちでいる人の所へは、人が寄ってくるようになり、新しい出会いも舞い込むでしょう。まさに「福は内」ということです。熱演してくださったオニさんたちのように、人の気持ちが自然に引き付けられるような心の状態を常に保ちたいものです。

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