雨の多い季節です。園庭には様々ないのちが育っています。「せんせい！ダンゴムシの赤ちゃん！」「テントウムシの幼虫がいっぱい！」
花壇の水やりを毎日してくれる年少さん。虫かご持参でいろいろな虫を見せてくれる年中さん。アリを集めて巣作りの様子を観察する年長さん。じゃがいもの葉がぐんぐん伸びて花が咲きました。「大きくなったねえ！」と一生懸命水をあげます。
水曜日にはおにぎりを持って、すぐ近くの駿府公園にお散歩に出かけることもあります。たくさんの緑の匂いを胸いっぱい吸いながら、思い切り遊び、汗をかき、水分を摂ると、また体中にエネルギーがよみがえります。

園長からのメッセージ

元気なのは子どもたちだけでなく、お母さんたちもエネルギーをもらっています。幼稚園の隣りの教会では、神父様や修道会の先生による「お話の会」があります。
忙しい毎日の仕事から少し離れて、子育てで大事なことを一緒に考えたり、自分自身を見つめるエクササイズをしたり、なごやかにゆったりと過ごします。このような時間ををもつことは、母であり妻であり、嫁、娘、職場での立場、etc.　日々ひとりで何役もこなしているお母さんたちの心のすきまに水がしみわたるように、心に潤いを与えてくれます。そして、お母さんの気持ちが元気でいることが、子どもの元気のために何よりもの栄養となるのです。